注文住宅を大阪 京都 神戸で建てるならRC外断熱住宅も検討したい

注文住宅という住まいづくりのジャンルが、住まいの選択肢の多様化の中で、改めて大阪・京都・神戸というエリアで、本来もっと、注目されるべき存在になるべきだと思います。

このように申し上げると、「それは逆じゃないの」という方も、いらっしゃるかもしれません。
確かに、地価は高く、高度に土地利用すべきエリアというのも頷けます。
そういう意味では、タワーマンションなどは、高度な土地利用だと思いますから、選択肢の有力候補だと思います。
確かにそういう面は、あると思いますが、個人の暮らしを考えてみた場合、地震災害時の高層階難民問題、地震時の大きな揺れ、隣戸との騒音トラブル、子どもやモノの落下の心配、内廊下のニオイの問題、管理費も中層マンションに比べて、高い上に年々増加する場合が多い、朝の通勤時のエレベーターが混雑する、携帯電話やポケットWiFiがつながりにくい場合がある、ネット回線が遅延する場合もある、ベランダにモノが干せないなど、多く問題や制約抱えています。
眺望が良いとか、セキュリティが高いとか、メリットも大きいのですが、実際に「生涯住む住居」と考えた場合に、1億円を超える投資対効果を考えると、どうなのでしょうか。
もちろん3都市の中でも京都では、高さ制限があるためタワーマンションそのものが存在しないのですが、大阪や神戸では、ある種のあこがれを持って、東京エリアと同様に受け入れられているのも事実ですが、もう少し冷静になって考えるべきだと思います。

大阪市西区新町に、50坪の土地を仮に約3,750万円購入できたとして、そこに延床面積44坪の、最高グレードの性能を持つ、RC外断熱住宅を建てたとすれば、約8000万円、ザックリ土地建物で1.2億円。
一見高いように思いますが、35才で家を建てて95才まで、60年間をこの家で過ごすとすると、1カ月当たりの費用は、167,000円程度で済みますから、かなりお買い得という計算になります。
しかも、住居の延床面積は、タワーマンションの3LDKタイプの、約2倍です。そして先に列記したタワーマンションの問題点を、全てクリアできいています。
生涯に亘って、心豊かな楽しい暮らしを実現すると考えたら、注文住宅として、RC(鉄筋コンクリート造)外断熱住宅という、異次元の快適性を有する住まいを、お誂えで創る注文住宅が、個々の暮らしにフィットする住まいづくりとして、最も賢い選択肢になるのではないかと思います。

圧倒的な安心感と静けさ

木造住宅に比べて、総重量が5倍以上のRC住宅外断熱はその「どっしり感」だけでも、5感から伝わってくる安心感が違います。
もちろん構造計算に裏付けられた耐震性能や台風性能を確保していますが、安心感という「感じ方、伝わり方が違う」と実感されるはずです。と同時に外界の音を遮断する能力も抜群で、一度この安心感と、外部の騒音から隔絶された、木造や鉄骨造の住宅とは、けた違いの、静寂さと相まって、「特別な空間」の中で過ごしている、上質な空間と時間を全身で感じることでしょう。
この贅沢な空間を、都会の喧騒のすぐ傍に建てたとしても、確実に得ることができるということは、大阪・神戸・京都といった都市部での住まいづくりには重要な要素だと思います。

さらに、高蓄熱高蓄冷容量を持つ、RC外断熱住宅が可能にする異次元の快適性

RC(鉄筋コンクリート)の構造体を外側から、すっぽりと断熱材で包み込んだRC外断熱住宅は、コンクリート重量160~250トンもの、重厚な躯体自体が高い蓄熱容量を保有しています。
蓄熱/蓄冷容量の大きなRC外断熱住宅は、冬は暖かさを蓄え、夏には涼しさを蓄える能力が、非常に高く、快適温度で暮らす温度域の空間へ、夏の太陽光が受けて、室温が上昇すれば自然に躯体が吸熱して、快適温度を保とうとします。
また、冬期間に開口部のサッシを大きく開ける必要があった場合、大量の冷気が室内に侵入し、急速に暖まった空気を一時的に失います。
そのような場合でも、失った室温を、暖められていた躯体から、室内側に輻射熱として熱を供給することで、快適環境へ戻し、維持しようとします。
これが高蓄熱/高蓄冷容量を持つ、RC外断熱住宅の理論的にも、実際の体感としても裏づけられていますが、初めて体感体験すると、何とも不思議に感じられる性能です。

水が高いところから低いところへと流れて水面が均一になるように、温度も高いところから低いところへと移動して均一になろうとする性質があります。
この温度の移動を出来るだけ、妨げるように、熱抵抗を大きくして、均一になるまでの時間を稼ごうとしているのが断熱です。
断熱しても、完全に熱の移動を阻止することはできず、温度の高いところから低いところへと熱が移動し、やがて均一になってしまいます。
断熱性能が高いということは、少しずつだけ熱が伝わり、均一になるまでの時間が稼げるということです。
この高断熱性能に加えて、断熱材の内側(つまり室内側)にあるRCの躯体自体に蓄熱させるというのは、ちょうど水をためるダムのように、熱のダムを作って、室内温度が下がったら、放熱し、上がったら吸熱するというダム機能をRC構造躯体に持たせているということになります。

ひとつ欠点があるとすれば、長期間に亘って、空家にする住まい方、例えば、冬期間、避寒のために、マレーシアのペナン島の別荘に、3カ月間長期滞在するような、ライフスタイルの場合は、やや問題が生じます。
前述のように断熱性、気密性も高い住宅で、さらに高蓄熱容量の住宅であっても、外気の冷えた温度環境と、室内暖かい温度環境は均一な温度(この場合は外気温の平均気温)に、ゆっくりとではありますが近づいて行きやがて均一になります。

この場合、長期間の休暇中に躯体自体が蓄冷してしまって、帰宅された場合、まだ冬季間であれば、この大容量の蓄冷体を暖めることに、エアコン等の暖房エネルギーが奪われ、例え室内の空気温度が上がっても、壁など躯体からの輻射冷却を受けますので、「いつまでも暖かくならない」という、困った事態が生じます。

筆者も、35年前から、このタイプの高熱容量の外断熱住宅の自宅に暮らしていますが、子どもたちが小学生だったころ、夏休みに、妻の実家がある北海道へ、2週間ほど旅行に出かけて自宅を留守にしたことがあります。
もちろんエアコンは、出掛けるときに切って出かけました。

この休暇期間中、たまたま大阪では、36~37℃という猛暑日が連日続いた期間で、帰宅した時に、室内温度はどうなっているのだろうかと心配していましたが、帰宅して見たら、全ての部屋で26℃でした。

出かける前は24℃でしたから、僅か2℃しか室温は上昇していなかったという結果で、熱容量の大きな構造躯体がしっかりと、連日の猛暑の熱を吸熱してくれていました。
そいう意味では2週間程度では、夏の猛暑期間であったとしても、大きな室温上昇にならずに済んだのです。

ところが、それでも私が夏に最も快適に感じる室内温度の24℃まで、下げるのに3日ほど時間がかかりました。
室内温度は24℃なのですが、躯体が26℃まで上昇しており、ここからの輻射熱を感じますので、実際の24℃より高く感じて、個人的にはやや不快な日が数日続いた、ということになってしまいました。
ところが、妻と子供たちは、この2℃程度の、温度差は、全く気に掛けていませんでしたが、快適温度環境の温度域の幅が狭い私(笑)にとっては、「ん~、やはり、長期間留守にするのは問題かな」と思っていますが、でも、まあ2週間程度では、最も過酷な時期でも、実際には、こんな程度です。

空間デザインの自由度の高さ

仮に大阪・京都・神戸の都心部で大きな敷地が手に入らない場合でも、内部空間の設計の仕方次第で、広く感じることができます。
これは、設計デザイン力の問題ですが、RC構造躯体は、鉄筋コンクリートですから、鉄筋はかなり自由に曲げられますし、コンクリートは、液状の状態で型枠に流し込みますので、内部空間デザインの自由度が、他の構法に比べて高く、面白い空間構成が可能です。
個人的にはプライバシーを守りたいときには守ることができ、普段は、例えば隣り合う空間は互いに、ある程度空間がつながるように配慮しています。
縦方向にも横方向にも、あるいは、庭などの外部空間とのつながり、拡がり感のある内部空間を作るように、配慮して設計しています。
これによって、実際に感じている内部空間は、床面積に比べて、2~3倍以上に広く感じることができるように、設計で工夫することができます。

プライバシーを必要とする場合以外、夏涼しく、冬暖かい快適環境の住宅では、間仕切りや、ドアを閉めなくなり、自然にオープン空間化されます。
全てがワンルームというも、どうかと思いますが、ある程度となりあう空間が、互いの空間を共有しあうことで、広さ感や拡がり感を得ることができます。
これも、躯体性能が異次元の快適環境を生み出す力を持っているおかげです。

こうした性能と設計技術によって、測れば狭いが、狭く感じない、むしろ広く感じるという設計が可能な、RC外断熱住宅は、都市部の狭小地の住宅を、邸宅に変える力を持っています。

大都市の中心部でなくても、大阪・京都・神戸の衛星都市、近隣都市、郊外においても、案外地価は高い上に、十分な広さを確保できにくいものです。
隣家との隣接距離が十分に取れない、という場合もありますが、そうした敷地環境でも、絶対の安心感と、静寂感、異次元の快適性能を持つ、温度環境と空間構成を上手に行えば、十分な広さ感と広がり感を持ち、上質な住環境を得ることができます。

「RC外断熱住宅の注文住宅」は、最も投資対効果の高い住まいづくりだと思います。

長期に亘って、性能が落ちにくいRC外断熱住宅

躯体性能(耐震性能/温熱環境性能)が、長期間に亘って落ちることなく、住み続けられるというのも、RC外断熱住宅の大きな特徴です。
鉄筋コンクリートの躯体を、外側から断熱材でスッポリとくるむことによって、風雨や直射日光から、構造躯体が保護されるため、温度変化、環境変化による躯体の膨張伸縮や、劣化が進みにくいため、経年による住宅の狂いも少なく長期に亘って住み続けることが可能です。
さほど費用を要さずに、適切なメンテナンスを行えば、130年間程度(3代に亘って住み続けることも可能です。
初代が30才で家を建て、100才まで使って、70年間、2代目が70才で引き継いで、100才までの30年間、3代目が同じく70才で引き継いで、100才までの30年間の合計130年間)は、住み続けられます。

どっしりとして動きの少ない躯体特性から、隙間相当面積が、経年変化で拡大することも少なく、温熱環境も建物寿命と同じくらい、性能を維持しやすいという特徴もあります。
ただ長持ちするだけではなく、性能が落ちにくく維持できるというのが、生涯住まう住宅として最も大切な部分です。

まとめ

「住まいづくりの本質は、そこに住まう人が幸せになる」ということですから、まずは、生涯、快適に安心して暮らせる躯体性能を持っているということは、住いづくりのプロとして絶対に譲れない条件です。
できることなら3代に亘って住み続けられるなら申し分ないと思います。
RC外断熱住宅は、建主の次世代の方にも、住んでいただきたい住宅ですが、次世代の方の仕事の都合などで、住む場所を変えるときでも、その住宅を購入される方が、安心して快適に暮らせるということは、売却に際して実質的に有利な条件にもなります。
SDGs、地球温暖化対策の視点で見ても、スクラップ&ビルドから脱却した住まいづくりとして価値ある住宅です。

ハウジングラボは、「暮らしを研究する」という意味の「Housing Laboratory=住宅研究所」を略して、「Housing Labo」と名付けて設立しました。
このRC外断熱住宅という、異次元の快適性と、長期に亘る性能を維持する能力を有する、先進の住まいをお届けしています。
このRC外断熱住宅とい建物ハードに加えて、「暮らし」×「イノベーション」で、住宅内で過ごす、暮らし「時間の質(Quality of Time)」を高めるために、既成概念にとらわれることなくKurashinnovation.で、一人一人に最適な、そして自然に家族のコミュニケーションが生まれる暮らしの革新を目指しています。
新たな暮らしの「+」領域という、暮らしの楽しさや、心の豊かさを生み出すプラン/空間を用意しています。

住いづくりのソフト面では、建築設計と暮らしコーディネートという「Architecture Design & Life Coordinate」視点で、お客様に向き合うことが、住まいづくりには、最も重要だと、ハウジングラボでは考えています。
外観デザイン、プラン空間/インテリアコーディネート、仕様設備部材、温熱環境/耐震性能などの住宅性能と、それをもたらす構造/工法、暮らしやすさ、など、お客様の暮らしを中心に置いて進めます。
その住まいづくりのプロセス自体も楽しんでいただきたいと思っています。

お客様個々の、従来の暮らしを超えたKurashinnovation.(暮らしの革新)を実現し、住宅内で過ごす時間の質(Quality of Time)を高め、それぞれのお客様にとって、最適で快適な住まいづくりをハウジングラボは追究し、ご満足をいただける住まいづくりを目指してまいります。
まずは、ご相談ください。

株式会社ハウジングラボ
代表取締役 一級建築士 松尾俊朗

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